こんにちは、たくです!
ポケモン対戦を始めたい、または久しぶりに復帰したいという方もたくさんいると思います。
その中で、ポケモン対戦で勝つための重要事項は『パーティ構築』ではないでしょうか?
今回の記事では、パーティの構築方法についてご紹介します。
パーティの組み方
ポケモン対戦で勝率を上げるためには、パーティ構築が重要です。
パーティの組み方について、4つのステップで解説していきます。
※このパーティの組み方はサイクル構築をベースに考えています。
1.環境把握
2.軸の決定
3.補完
4.微調整
環境把握
環境把握とは、環境に多いポケモンや並び、型を理解することです。
環境把握ができないと強い構築はできません!
環境把握の方法は、ルール改定後のシーズン1とシーズン2では異なります。
≫ 環境を把握するための情報収集を詳しく知りたい方はこちら
シーズン1
ルール改定後のシーズン1では、環境の把握方法が2つあります。
1.ランクマッチで対戦をこなす
・ルール書いて直後は参考になる構築はないため、上位30位以内のポケモンで対戦をして対戦相手から学ぶ
2.ポケモンホームを参考にする
・対戦環境にどんなポケモンが存在するのかを把握する
シーズン2
シーズン1での環境把握+構築記事を読むこと
『ロトポータル』という構築記事のまとめサイトがおすすめです。
上位100位以内の記事の中で使用してみたい構築をいくつか候補にしてみましょう!
→レンタルパーティのコードがあれば借りることをおすすめします。
環境把握の最終ステップ
シーズンの終盤になると使用率ランキングもある程度固まってきます。
そこで使用率TOP30位以内のポケモンだけで、優先順位表を作成してみましょう!
『ポケモンソルジャー』のサイトがおすすめです。
『Rank S』〜『Rank E』までの6段階に分けることができます。
以下のように分類するとわかりやすい優先順位表が完成します。
Rank S
対戦環境の中でTOPクラスに強いポケモン
Rank A 〜 Rank C
対戦環境のTOPクラスと共存しがちなポケモンを3段階で評価する
Rank D 〜 Rank E
たまに見かけるので、処理ルートを確立しておく
軸の決定
軸とは、環境把握で定めた環境TOPに積極的に選出していくポケモンのことです。
先発で出すポケモン+エースになるポケモン
※この2体はタイプ相性の補完が取れているとなおよし
・相手に交換を押すつけることができる
・役割を分散させやすい
先発で出すポケモンの条件
環境TOPに確実に1回は行動できるポケモンがおすすめです。
1度行動ができれば、場を整えるなど、今後の展開を有利に進める可能性を高めることができるため先発適性が高い
エースポケモンの条件
環境TOPに簡単に止められないポケモンがおすすめです。
耐久がそれなりにあり、積み技を使用することができれば、エースとしての適用が高いと呼べます。
使用率30位以内のポケモンを軸にすれば、構築を作る上で難易度が下がります。
好きなポケモンでなくても一度は使用してみましょう。
→そのポケモンが自分に合っていると感じると愛着が湧いて好きになってきます。
先発要因+エースポケモンの組み合わせは、環境TOPに対する理想の1ターン目の動きから考えることで強い軸を構築しやすくなります。
※60%以上の再現率が見込めれば上出来です。
また、動きから構築を組むことで、持ち物や技構成もある程度決まるので効率よく軸を考えることができます。
最初の構築段階では、調整は細かく決めてしまうとキリがないので、ざっくりと決めましょう。
この段階で相手が何の行動をしてくるのかわからない場合は、まず思いついたポケモンから使用してみましょう!
※相手の行動パターンは限られてくるので、とにかく実践を積んで肌で感じましょう!
補完
補完とは、軸で対応できない範囲を補いながら6対の構築に仕上げることです。
・先発要因…2体
・エースポケモン…2体
・クッション…2体
最終的にこのような構成になるよう保管していくときれいにまとまりやすくなります。
クッションとは、耐性(タイプや特性)や耐久の優秀なポケモンのことです。
→他の2体がHPを極力削られないよう相手の攻撃を受け流すことがクッションの役割になります。
クッションポケモンの採用方法は、軸のポケモンの動きが決まらない典型的なパターンを補うことを考えましょう!
1.環境TOPと対面させて強い動きを持つ
2.軸の2体とタイプ相性の補完を持つ
※相性補完が優れていると、交換の選択肢が取りやすく、立ち回りに幅が広がります。
※使用率30位以内からなるべく探すこと
4体目と5体目の補完の作り方
3体目を採用したときに必要だった条件をクリアできれば、軸と一緒に環境TOPへの選出が可能ということになります。
Rank Aの中で、対策が必須の最強ポケモンの一貫を切りましょう!
※同時に選出することはほとんどないと思いますが、パーティ全体でタイプの並びを作ることが重要です。
6体目の考え方
1.タイプの一貫はないか?
例)強力な交代技である『ボルトチェンジ』の一貫を切るために『じめん』タイプのポケモンを採用したい
2.優先順位表の中で選出されると厳しいポケモンがいないか考える
微調整
微調整の手順
作った構築で約30戦ほど戦う
→軸のポケモンを環境TOPに選出し、理想の動きが決まるか確認する
理想の動きが決まらない場合
使っていた軸は諦めて1から構築を考え直す
→環境に適応していない軸を使い続けても勝率を上げることはできないから
やってはいけないパターン
・補完が取れていないのにポケモンを変更してしまう
・軸のポケモンを変更してしまう
※ポケモンを変えるだけで、相手視点のパーティの見え方が変わってしまうためより理想の動きができなくなってしまう
理想の動きができる場合は微調整をしていく
・技の変更をする
※対戦環境は目まぐるしく変更されていくため戦いながら適応させていく
・努力値調整を変更させていく
※ダメージ計算を繰り返して適した調整を加えていく
微調整のポイント
・ランクマッチで戦いながら環境の微妙な変化を読み取る
・ダメージ計算を毎試合繰り返して、より良い調整を探る
変えたほうがいいと思った部分は積極的に試す
試行錯誤をどれだけ繰り返すことができたかで勝負は決まる
パーティ構築のまとめ
1.環境把握(優先順位表を作成)
→構築記事を読む+ランクマッチを繰り返す+ポケモンホームを見る
2.軸の決定(先発要因+エースポケモン)
→環境TOPに対する1ターン目の動きから考える
3.補完(軸で対応できない範囲を補う)
→選出を意識して必要な条件を考え、当てはまるポケモンを探す
4.微調整(環境に適応した形)
→可能な限りポケモンは変更せず、技や努力値の調整を何度も試す
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